猪名川まちぶらり散歩⑤/ネズ・モッコクの大木と大師堂

猪名川町HPの指定文化財のページを眺めていて気になった、

「ネズ(ムロ)の大木」と「モッコクの大木」という文字。

聞き慣れない。やっぱり気になる。兵庫県の天然記念物⁉️ますます気になる。

でも個人での管理って書いてあるしなー…と思っていたら❗️


新年会キャンドルナイトでもご一緒したNPO法人いながわふるさと塾

メンバーでもあり、猪名川町観光ボランティアガイドもされている方の土地でした✨

ここぞとばかりに案内をお願いして、ハイキング好きな方もお誘いして、

台風も逸れて秋晴れの中みんなで久しぶりの猪名川まちぶらりです♫

バス停「清水」から、てくてく歩いて渡る橋から見渡す川の風景ものどか。

奥まで進むと目印が。木斛(もっこく)、こんな漢字を書くんですね!

大きな金木犀がいっぱいに香るそばに看板も。

そしてさらに奥へ入ると、手入れされた階段横にそびえる大きなネズの木が❗️

ムロやモロノキとも呼ばれるようですが、硬い針葉をネズミ除けに使っていたことから

「ネズミを刺す=ネズミサシ」となり、略されてネズと呼ばれるようになったそうです。

西洋ネズ(ジュニパー)はお酒のジンの原料で有名だけど、日本のネズはまた違うのかな?

そして階段を上がると、モッコクの木もまた大きい❗️

しかもちょうどお昼の陽を浴びて、枝葉の木漏れ陽が神々しい✨

高さ18メートル幹回り290センチ、こんなに大きなモッコクはかなり珍しいそうで

「北摂の巨樹30選」にも選ばれているんだとか。←これまた気になる。


でこぼこした木肌、ところどころにできたコブに歴史を感じます。

お隣のスギもまた大きい。

これらの大木に守られながら、弘法大師をまつった大師堂が建っていました。

案内してもらった方のお宅で守られている棟札によると、建立は大永2(1522)年❗️

(安永4から5(1775から6)年頃に焼失し、同8(1779)年に再建)

木々のおよその樹齢的にも、ちょうどその頃だそうなので、まもなく500年‼️

お堂の四面の壁の上方に「献詠(けんえい)」と書かれて句が並び祀られていました。

今でいう音楽フェスだねーなんて言いながら眺めてみたり。

お散歩の後は、大きな栗の渋皮煮のおやつまで〜🌰。やわらかーい、おいしー💕

とってもお世話になりました、ありがとうございます♫


いながわリンク

それぞれの小さな「できる」を持ち寄りながら、 たくさんの人と一緒にまちのことをかんがえて、 たくさんの人と一緒にまちを楽しみたい。 そんな気持ちで「つくる・つなぐ・つどう」をテーマに 兵庫県の東の端っこ猪名川町を中心に活動しています。